

観光寺院と呼ばれるお寺もふえた昨今ですが、鈴虫寺では寺院本来のあり方を常々大切にして参りました。ご参詣くださる皆さんには、書院へお入りいただき、鈴虫の音色とともに私どものお話を聞いていただく「説法」の時間をもうけております。
簡素ではありますが、お茶とお菓子をご用意させていただくのも、禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいた考えなのです。といっても、堅苦しいものではありません。当寺の住職や副住職をはじめ数名の僧が、お寺のことやお参りの仕方、あるいは日々の心の持ち方についてお話しいたします。

皆さんが様々な悩みから解き放たれ、心和やかに、生き生きと過ごされるお手伝いができればと考えておりますので、どうぞ気分を楽にしてお聞きください。


昭和6年生まれ。滋賀県永源寺にて修行を積み、9代目住職となる。その独特の語り口は「鈴虫説法」と親しまれ、全国から聞きに訪れる参拝者も多い。